Vol 6.活動64日目 〜教育に関わる責任〜
今日も「あー。学生にちゃんと伝わったかなぁ。あんな言い方してしまったなぁ、、、。」と思いながら授業の反省をしているところです。
さて、ちょっと今日は「教育」について書こう思います。せっかくの機会だし。
日本で理学療法士として病院勤務していましたが、実習生をよく見てました。
んで、その実習生を受け持つと一人の患者様と一緒に理学療法について学んでいくんですが、座学では学べない「生」の理学療法を学べるいい機会なんです。
いつも学生を担当した時に思うのが「学生以上に勉強しないと」と思ってました。だって人に嘘なんて教えれないし。ましてやその嘘で患者様の回復の妨げになるなんてもってのほか。だから、学生以上に勉強していた(その時期はいつも以上に)。そして、積極的に学生指導を担当しようと心がけてた。実習指導中は大変だけど終わった後は達成感があるし。
だけど、教育方法を間違ってしまうと学生・指導者共に実習がルーチン作業となりせっかくの学びの場が台無しになってしまう。これはよくあるケース。レポートを提出するだけの実習。患者様が良くなっていく過程を知らずに病院で働いてしまう。学生にとっては不安でしかない。成功体験が無いと、何が正解で何をすれば喜んでくれるか分からない。分からないと不安でしょうがない。それだと自信がつかないし積極的に学びにいけない。負のループ.....。
先生の免許は持ってなくても、学生を担当した時点で学生の先生である。私が指導者になって悩んでいた時に参考にしていた書籍があるので紹介します。
タイトルがリハビリテーションとあり、少し専門的だなと印象を与えるが内容的には教育に関わる人全てに共通する考え方が含まれている。
ここに書かれていることが全てではないけど、「成功体験」を学生に与えるには参考にしてみても間違いではない。
「煽てる」と「褒める」は一緒のようで解釈は全く違う。学生が成功した時に指導者がその後にどのようなアクションを返してあげるか?
「煽てる」のか?
「褒める」のか?
指導者がこの選択を間違えるとその後の学生のアクションも変わってくる。
指導者のリアクションで学生のプラスになるか?マイナスになるか?
医療・農業・政治全ての分野において教育は大切だと思う。
教育に関わる全ての人に、ぜひ読んでいただきたい。
ではでは
Até proxima.