モザペディア 〜青年海外協力隊でモザンビークへ〜

〜28年度1次隊員の7年目理学療法士がゆく。新たな挑戦。希望を求めて。

Vol3.活動0日目 〜訓練所が広くて迷子〜

Bom dia

Boa tarde

Boa noite

 

訓練が始まりまだ3日目なので簡単な挨拶表現しかわかりません。

そして、訓練2日目に抜き打ちテストがあり撃沈...

テスト中に「I do not know」って言ったら怒られました。

ポルトガル語なのに英語で答えてしまったからです。

はぁ。

 

 

 

さて、今日はポルトガル語について少し話したいと思います。

 

 

 

ポルトガル語は世界で5番目に多く話されている言語です。

・ブラジル(Brazil)

アンゴラ(Angola)

カーボベルデ(Cabo Verde)

ギニアビサウ(Guine-Bissau)

ポルトガル(Portugal)

・サントメプリンシペ(SãoTomé e Príncipe)

東ティモール(Timor-Leste)

モザンビーク(Moçambique)

の国で話されています。主にブラジルのシェアが多いです。

 

ポルトガル語攻略にはポイントが3つあります。

(1)発音

(2)名詞

(3)動詞の活用

 

 

 

 

(1)発音

基本的にアルファベットをそのまま呼べばよいですが

単語にçや~などのマークがついています。

このマークは何か?

このマークがついている時だけ呼び方が変化します。

そして、書く時にもこのマークをつけないといけません。

 

このマークを忘れたらどうなるか?

日本人の感覚で考えると

 

「犬」と書きたいのに...「大」と書かれているみたいにとらわれてしまう。

By Paulo先生

 

だから、しっかりとマークしなければなりません。

ポルトガル語の文献や書籍などの公文書でもこのマークは使われています。

 

 

 

(2)名詞

名詞には男性名詞と女性名詞に分かれます。

これは日本人にもっていない感覚だと思います。

 

 

具体例を挙げると...

日本語の「ありがとう」はポルトガル語では

 

男性名詞だと「Obrigado

女性名詞だと「Obrigada

 

気づきましたか?

単語の語尾が「a」と「o」で終わっています。

基本的に

単語の語尾がoで終わると「男性名詞」

単語の語尾がaで終わると「女性名詞」

( ..)φメモメモ φ(..)メモメモ

 

なんで男性と女性に分かれるのか?

それは...分かりません。正直、男女どっちでもいいのですが...これも国の文化なのかもしれませんね。

 

 

(3)動詞の活用

ポルトガル語はとにかく活用しまくります!

具体例を挙げると...

「abrir」=開ける

という意味ですが、話し手によって動詞の形が変化します。

 

私が話す=abro

あなたが話す=abres

彼・彼女が話す=abre

 

みたいに語尾が変化します。

ある程度の規則が存在するのですが、単語によっては単語の形が全て変化する単語も存在します。

 

この動詞の活用を暗記することで...

 

文章で主語が書かれていなくても動詞の形を見れば、主語が特定できる

( ..)φメモメモ φ(..)メモメモ

 

これも日本語にはない特徴だと思います。

ポルトガル語では主語を省略して話したり、書かれたりするみたいなので動詞の活用が知らないと主語が分からなくなります。

 

ざっくりでしたがこの3つのポイントが大事です。

 

ポルトガル語も含め色々な言語には歴史があって、今もなお変化を遂げています。

少しずづ着実に階段を登って行こうと思います。

 

 

 

「One language sets you in a corridor for life. Two languages open every door along the way. 」

 1つの言語が話せるとあなたの人生に1つの廊下が現れる。2つの言語が話せると、その廊下にある全てのドアが開く。

 

〜Até logo〜